瞑想のある暮らし ~Take it as it comes~

超越瞑想(TM)インストラクター&翻訳者 大久保雄介のブログです。瞑想、英語、海外旅行、食べ歩きのことなど書いてます。

ウーファー慣れしているホストの見分け方

前回は、WWOOF(ウーフ)ホストと作業レベルの関係について書きました。

 

今回は、私の独断と偏見で(笑)、ホストがウーファー(ホストにお世話になる私たちのような旅人)の扱いにどれだけ慣れているかを判断する方法を書いてみようと思います。

 

「ファーム」と書かれているステイ先を選ぶ

ホスト一覧が載っているウーフブックを見ると、ホストの名前、連絡先、家や生活環境の説明、主な作業内容、希望する滞在期間、どのような人に来てほしいか、などが書いてあります。

 

私は、ホスト名として「~ファーム」と書いてあるホストを選ぶと、ウーファーの扱いに慣れているホストに当たる可能性が高いと考えます。

 

「~ファーム」と名乗るホストは、実際に農場を経営している場合が多く、ビジネスとしての農業の手伝いをウーファーに求めていると思います。

 

たくさんの人に作業を手伝ってもらう場合、その内容は誰でもできる簡単なものでなければなりません。ホストは作業の指導に掛ける時間を最小限に抑えたいと考えているからです。

 

「ビジネスとしての農業の手伝い」というと敷居が高く感じてしまうかもしれませんが、実際にはそちらの方が作業工程が整備されていることが多いと感じます。

 

わかりやすいのは、フルーツピッキングです。ひたすら収穫するだけという単純作業です。記憶が少しあいまいですが、ブルーベリーファームにステイしたときは、ホストではなく他のウーファーに作業を教えてもらったかもしれません。

 

他に私が経験したのは、鶏の卵を出荷しているファームで、卵の重さを測ってサイズ別に卵を分けたり、あとは卵を入れるパックにひたすらラベルを貼っていくという仕事もありました。

 

麻のオイルを出荷しているホストのところでは、ひたすらオイルを瓶に詰めたり、やはり瓶にラベルを貼っていくという仕事もやりました。

 

ウーフの主な目的は文化的交流であるため、賃金が発生する仕事のように、雇用主と従業員のような関係になってしまうのは、健全とは言えません。

 

なので、特に最初のうちは「ウーフってこんな感じなんだ」という感覚を掴んで楽しめるようになるために、「ファーム」と書かれているステイ先を選ぶことをオススメします。

 

2~3日のお試し期間がある

もちろん「ファーム」と書かれているステイ先を選んでも、雇用主と従業員のような関係になってしまう可能性がゼロとは言い切れません。

 

逆にファームではない普通の家庭にステイしても、居心地の良い環境が得られることはあります。

 

「2~3日のお試し期間」を設けているホストの家にステイすると、相性が合わなかった場合でも円満にステイを解消することができるでしょう。

 

ウーファーの扱いに慣れているホストは、自分たちの希望とウーファーの希望とが合わない場合があることを理解しています。

 

ホストが求める作業レベルと、ウーファーが予想していた作業レベルが合わないことは、やはりあります。

 

なので、ウーフブックのホスト一覧で「2~3日経った時点でその後どうするか話し合う」というような記述があるホストを選ぶと良いでしょう。

 

このようなホストは、ウーファーに心からその国での滞在を楽しんで欲しいと思っていますから、「この家を離れたい」と言っても理解してくれるでしょう。

 

上でウーフブックと書きましたが、今はウェブ上で検索できるようですね。

WWOOF Australia

wwoof.com.au

 

少し検索してみましたが、ウーフ会員として登録していなくてもホストの情報を検索できるようなので、登録する前にどんなホストがいるか見てみたい方にも安心ですね。

 

更に、会員でないと拡大はできないようですが、ホストや農場、宿泊場所などの写真も見ることができます。

 

例えば、こちらのホスト。ブルーベリーファームです。

Wilderfolk Blueberry Farm

wwoof.com.au

 

私がウーフをしていたのはもう10年近く前なので、インターネットの発達で更に便利になったなと感じます。私の頃は本の情報だけを頼りに、公衆電話からホストに電話を掛けていましたから。

 

ぜひまた海外に出られるようになったら、皆さんにもウーフにトライしてもらいたいなと思います!

 

f:id:tmlife_yokubo:20210117183737j:plain

 

また何か思いついたら書きますね。