瞑想のある暮らし ~Take it as it comes~

超越瞑想(TM)インストラクター&翻訳者 大久保雄介のブログです。瞑想、英語、海外旅行、食べ歩きのことなど書いてます。

ダルビッシュ有選手に学ぶ

最近も、引き続きNowVoiceを聴いています。

 

この間聴いたのは、野球のダルビッシュ有選手が「続けるのが苦手な方へ」というタイトルで投稿したものです。

 

ダルビッシュ選手は、何かを始めても続かない原因を次の2つだと考えています。

・ハードルが高すぎる
・自分に厳しすぎる

 

例えば、「1日1時間読書する」という目標を立てたとします。

 

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上の2つに当てはめて考えると・・・

  • 今までほとんど読書しなかった人にとって「1日1時間」はハードルが高すぎる。
  • その結果、30分、15分しかできなかったときに、「結局続けられていない」と自分を責めてしまう。

 

この状態に入ってしまうと、目標を達成できないだけでなく、漠然とした自己嫌悪に陥ってしまい、新しいことを始めるのも億劫になってしまいますね。

 

ダルビッシュ選手は、「続ける」ために次のことを提案しています。

  • ハードルを思いっきり下げる
  • どんな小さな進歩でもポジティブに捉える

 

1つ目の「ハードルを下げる」とは、例えば読書の場合なら「1行でも読めれば良い」ぐらいまで下げます。そして1行でも読めたら、「ゼロよりは確実に進歩している」と考え、「前に進んでいる」と捉えます。

 

読書の例だけでなく、「週3回ランニングする」という目標の例も上げていました。

 

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この場合は、「ハードルを思いっきり下げる」例として、「週3回ランニングウェアに着替え、まだ実際には走らない」ところまで下げるんだそうです(笑)

 

そして次の週は、「週3回ランニングウェアに着替え、そのうち1回はとりあえず外に出る。まだ走らなくても良くて、たとえベランダに出るということでも構わない」というものでした。

 

ダルビッシュ選手の良いところは、方法の是非はともかく、物事をかなり緻密に考えて曖昧さを無くし、それによって「漠然とした不安」を取り除いているところだと思います。

 

関西出身で話も面白いので、今度youtubeも観てみようと思います。しばらくダルビッシュ選手に注目してみます(笑)