最近も、引き続きNowVoiceを聴いています。
この間聴いたのは、野球のダルビッシュ有選手が「続けるのが苦手な方へ」というタイトルで投稿したものです。
継続が苦手な方へ
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) May 25, 2020
https://t.co/hSbSIMlWR9
ダルビッシュ選手は、何かを始めても続かない原因を次の2つだと考えています。
・ハードルが高すぎる
・自分に厳しすぎる
例えば、「1日1時間読書する」という目標を立てたとします。
上の2つに当てはめて考えると・・・
- 今までほとんど読書しなかった人にとって「1日1時間」はハードルが高すぎる。
- その結果、30分、15分しかできなかったときに、「結局続けられていない」と自分を責めてしまう。
この状態に入ってしまうと、目標を達成できないだけでなく、漠然とした自己嫌悪に陥ってしまい、新しいことを始めるのも億劫になってしまいますね。
ダルビッシュ選手は、「続ける」ために次のことを提案しています。
- ハードルを思いっきり下げる
- どんな小さな進歩でもポジティブに捉える
1つ目の「ハードルを下げる」とは、例えば読書の場合なら「1行でも読めれば良い」ぐらいまで下げます。そして1行でも読めたら、「ゼロよりは確実に進歩している」と考え、「前に進んでいる」と捉えます。
読書の例だけでなく、「週3回ランニングする」という目標の例も上げていました。
この場合は、「ハードルを思いっきり下げる」例として、「週3回ランニングウェアに着替え、まだ実際には走らない」ところまで下げるんだそうです(笑)
そして次の週は、「週3回ランニングウェアに着替え、そのうち1回はとりあえず外に出る。まだ走らなくても良くて、たとえベランダに出るということでも構わない」というものでした。
ダルビッシュ選手の良いところは、方法の是非はともかく、物事をかなり緻密に考えて曖昧さを無くし、それによって「漠然とした不安」を取り除いているところだと思います。