瞑想のある暮らし ~Take it as it comes~

超越瞑想(TM)インストラクター&翻訳者 大久保雄介のブログです。瞑想、英語、海外旅行、食べ歩きのことなど書いてます。

違いへの向き合い方

だいぶ間が空いてしまいました・・・お久しぶりです。

 

前回は、海外で活躍する日本人サッカー選手3人の中から、長谷部誠選手と吉田麻也選手の考え方をご紹介しました。 

tmlife-yokubo.hatenablog.com

 

今回は岡崎慎司選手について書きたいと思います。

 

岡崎選手の場合

「エゴと調和」(海外でどれだけ自分の意見をハッキリ言っていくのか)というテーマについて岡崎選手が話し始めたとき、すぐにトピックは言語の方に移りました。

 

岡崎選手は、自分は自己主張しようにも外国語がしゃべれないと言っていました(笑)。チームメイトに対しても審判に対しても「ヘイ!」の一言で全部済ませているそうです。

 

自己主張については明確な答えを持っていませんでしたが、結局サッカーは点を取れば評価されるスポーツだと言っていたので、プレーで結果を出すことが岡崎選手の自己主張なのだと思います。

 

一つ面白いなと思ったのが、岡崎選手の言語に対する考え方です。

 

食事のときはチームメイトの言っていることがほとんどわからないので、ときどき適当にタイミングを見て、隣の選手の肩を叩いて笑っておくそうです。あとは他の選手の話をBGMだと思って聞き流しているとのことです。

 

かなり割り切った考え方だなと思いました。

 

岡崎選手の考え方は、「コミュニケーションが取れないことを自分がマイナス面として捉えなければ問題ない、BGMとして楽しめば良い」というものでした。

 

つまり、他人と違うことをマイナスに捉えないことで、自信を維持できるのだと思います。

 

かなり考えがハッキリしていて他人に左右されない、ユニバーサルに活躍できる選手だなと感じました。こちらも海外で長く活躍している理由が分かりました。

 

その国の文化に合わせようとしないという意味では、長谷部選手と似ているところがありました。

 

三人の話を聞いて

「エゴと調和」について、三者三様な考え方が聞けてとても面白かったです。

 

「海外」という括りで話してはいるものの、結局は違いが存在する環境でどう生きていくかということですよね。違いを受け入れて、その中でどう自分が振る舞うか。

 

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違いに引きずられすぎると疲れてしまうので、「違いに適応すること」と「違いに影響されずに自分を保つこと」のバランスを上手に取れる人が海外で長く生活できるのかなと思いました。

 

環境に左右されないと言うと、意志の強い人を想像してしまいがちですが、ゆるやかで柔軟な人の方が当てはまるのかもしれません。

 

また海外に行ったときや環境が変わったときに思い出してみます。