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さて、英語の発音を改善しようと、前回ご紹介した「英語の発音ザ ジングルズ レベル85基礎筋肉編」を手に取った大学生の私。
もう20年ほど前の話になってしまいますが、当時の記憶を基に、どのような内容だったか簡単に振り返ってみようと思います。
発音記号別の発音方法
私が高校生の頃から気になっていた、下の4つの母音の発音。
ɑ æ ʌ ə
もちろん全て「ア」ではありませんでした(笑)
「ザ ジングルズ」では、英語の全ての母音、子音の正しい発音方法をきちんと文字で伝えてくれていました。
※20年前のおぼろげな記憶で、かつ書籍も手元にない状態ですので、ご興味のある方は実際の書籍で確認されることをオススメします。
覚えている限りで書くと・・・(カタカナはあくまで目安です)
- 「ɑ」は日本語の「ア」と同じ(完全一致するとは言えませんが目安として)。
- 「æ」は「ア」と「エ」の中間。
- 「ʌ」は舌の中央を持ち上げて、喉の奥から出すように「ア」。
- 「ə」は奥歯の上下の間隔を1ミリだけ開けて「ア」と発音する。
この他にも、
「d」は肺を振動させるように、「w」は鼻の両脇の筋肉を持ち上げるようになど、かなり細かい方法が書いてあったと記憶しています。
実際に英語筋肉を鍛える
では実際にどのようにして英語をしっかり発音できる筋肉にしていくのか?
これは一言で言えば、「強調して発音すること」です。
テキストには例文が記載されていて、訓練として一つ一つの音を強調して発音します。
例文も考えられていて、例えば「s」と「th」を多く含むものなどがあります。これらの音を集中的に練習するためですね。
実際にやってみるとわかりますが、
- 口の周りの筋肉がものすごく疲れる。
- 英語ってこんなに肺活量が必要なんだと気付く。
- 強調して発音しているときの自分は、人に見せられないくらい変顔(笑)
この「強調して発音すること」を繰り返すことで、普通に発音したときの感覚が変わってきます。例えば、こんなことに気が付きます。
- 「th」を発音するときに、舌が歯の間にさりげなく挟まっている。
- 「s」、「z」、「t」などの子音が、意識しなくても少し強めに出ている。
やっていて確かな変化が感じられるので、自然と上のレベルに進みたくなるのです。
もう少し書くことがありそうなので、「英語の発音を鍛える(3)」もまた書いてみようと思います。
お楽しみに!