瞑想のある暮らし ~Take it as it comes~

超越瞑想(TM)インストラクター&翻訳者 大久保雄介のブログです。瞑想、英語、海外旅行、食べ歩きのことなど書いてます。

日本人英語を添削してみよう(3)

日本人英語の添削第三弾です。

 

以前の記事はこちら↓ 

tmlife-yokubo.hatenablog.com

  

tmlife-yokubo.hatenablog.com

 

今回は、妻が着ていたTシャツに英語添削の材料がありました。

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書き出してみると・・・

The chance to eat is waited for!

 

訳してみると、「食べるチャンスが待たれている」?何となく受動態がおかしい感じがしますね。

 

受動態はともかく、この絵を見て自分だったらどんな英語を書くか考えてみました。

When is the chance to eat coming!?
(いつ食べるチャンスが来るんだろう?)

When can I eat that!?
(あれいつ食べられるかな?)

 

ここでいつものネイティブチェック。友達のオーストラリア人、リサに聞いてみました。少し世間話をした後、

So - about the poor dog who cant reach his food!!
(で、食べ物にありつけない可哀想なワンちゃんのことね)

Waiting for the chance to eat?
(食べるチャンスを待っている、とか?)

 

なるほど、受動態を能動態にしてあげるだけで解決しました。

 

これを書いた方は、きっと英語だから主語を省略してはいけないと思い、でも「The dog」とわざわざ書くのもはばかられて受動態にしたのでしょうか。勝手な想像ですが(笑)


英語ではこのように主語を省略することはよくあるのかとリサに聞いたところ、次のようなお答えが。

Yes - I think normal in this situation. There is a picture (Of the dog) so its unnecessary to confirm it in writing. Its a t-shirt so you want something short and snappy, not an essay.
(この場合は普通だと思うよ。犬の絵もあるから「犬が」と書く必要もないし。Tシャツだからエッセイのようではなく短くて簡潔なものが良いね)

 

今度はリサから一発OKが出るような添削を考えつきたいものです(笑)

 

ではまた次回!ありがとうリサ!