瞑想のある暮らし ~Take it as it comes~

超越瞑想(TM)インストラクター&翻訳者 大久保雄介のブログです。瞑想、英語、海外旅行、食べ歩きのことなど書いてます。

「頑張らない」のが超越瞑想(TM)

私達が指導している超越瞑想(TM)は、「頑張らない瞑想法」です。

 

瞑想を習うことは皆さんにとって新しい体験なので、どうしても

「習ったのだからきっちりやらなければならない」

「集中してやらなければならない」

 といった考えが出てしまいがちです。

 

また、

「私は長い時間瞑想に集中するなんてできない」

という声も耳にします。

 

「瞑想」イコール「集中」というイメージがかなりあるのだなと感じます。

 

超越瞑想(TM)は決して精神統一でもなければ、何かに集中したり、心をコントロールしたりもしません。

 

「瞑想は気楽に行うもの、努力は必要ない」

と私達は考えます。

 

超越瞑想(TM)に興味を持って説明を聞きに来てくださる皆さんは、基本的にそれぞれの悩みを抱えていて、それを解決したいと思っています。

 

なので、瞑想を実習するときにも少し力が入ってしまいがちです。例えば無意識に背筋をピンと張って座ろうとしてしまうのです。

 

ストレスを抱えながらも、これまで日々最大限に努力して頑張って生きてきた私達。

 

自分にムチを入れて追い込んで、自身の成長と結果を必死に追い求めてきた私達。

 

そこにシンプルな超越瞑想(TM)が登場し、インストラクターがこう言うわけです。

 

「気楽にしてください。努力は必要ありません」

 

頭では分かっていても、受け入れられない部分があるのかもしれません。力を抜けと言われても、それに慣れていないのかもしれません。

 

分かります。私だってTMを始める前は、どんな時も気を抜かず頑張らなければならないと思っていました。

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私達は「楽にやりましょう」「リラックスしましょう」「気楽にして大丈夫ですよ」「自由にしてください」と繰り返し受講者さんに語り掛けます。

 

最初は力が入っていて、背筋をピンと伸ばして座っていた受講者さんも、やがて楽に座って、穏やかな表情で瞑想するようになります。

 

四日間の指導によって不安なく瞑想できるようになることで、確実に力は抜けていきます。この瞑想法そのものが、心と身体を緩めてくれるとも言えます。

 

気楽に続けることが何よりも大切です。

 

集中しない、努力しない、それが超越瞑想(TM)です。

 

普段皆さん十分に頑張って、努力されていると思いますので・・・。

 

皆さんが1日2回20分、瞑想する時間を持つことで、余分な力を抜いてリラックスし、それによって本来の実力を発揮していただけるようになることが、私達の願いです。

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